経済グルグル作戦

　想像を絶する被害の大きさ。
　順調とは言えない避難、捜索、復興。
　関係者の頑張りにも関わらず困難を極める原発の事故収束。
　電力不安と輪番停電。

　こうした状況下では、様々なイベントが中止されるのも
致し方無い。
　ただ、意気消沈してばかりはいられない。
　長い時間が掛かる日本全体の復興を支えていく元気も必要だ。

　都内にある様々なお店も、品不足や停電・節電の影響を受け
売上が落ち込んでいる。　さらに皆が、消費活動を手控える
ようになると、街全体の活性が低下してしまう。
　馴染みのお店が立ちゆかなくなって閉店してしまうことは
避けたい。　我々自身の「元気」の為にも。

　節電に留意しながら、今まで通りの、今まで以上のペースで
仕事はこなす。
　自分にできる範囲で、寄付や義援金の提供を行う。
　大きな被害を受けた地域への支援活動を、間接的に支援する。
　被災された方々、特に多くの犠牲者の方々を想い、黙祷する。
　そうしたことを忘れずに続けながら、我々も活動を続けていく。
　消費活動に関しても。

　イベント、懇親会、定例会議、外食などを極端に抑制する
ことは止めよう。　そうした活動を「不謹慎」と非難するのでは
なく、むしろ（節度は保った上で）奨励しよう。

　こうした活動を仲間内では「経済グルグル作戦」と称している。

　三略会も大地震の後、２つ定例行事を中止したが、木曜日の
定例会は実施した。
　会の冒頭で黙祷を行い、全体で数10万円の義援金を集めた後、
電力ピークを越えた後の21:00から、会のメンバの誕生日会も
兼ねた懇親会を行った。

　勿論、色々な考え方があると思うが、私としては、
「経済グルグル作戦」は間違ってはいないと思っている。

懇親会の一コマ

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コメント 2

本当にそうですよね、少々過敏に質素倹約といった感が街に溢れていますよね。
出来る事を出来るだけやって、後は、経済の血液とも言うべき、お金を流さないと、日本経済は低迷してしまいますよね。
実際に震災でない観光地ですら、お客減少ですからね・・・・
お花見すら、自粛、中止といった意見が出ていますが、節度をもって行う事は、地域活性化、経済活性化に通じると思っていますよ。

by sakubiwa (2011-04-02 20:36) 

Cherryさん、コメントありがとうございます。
節電対応と自粛ムードの中、飲食店をはじめ都内のお店も苦しくなって来ているところが多いようです。
長丁場になることを覚悟して、頑張れる「形」を模索して行かなければと思っています。
by grey (2011-04-03 15:47)